ドキュメンタリー映画「四万十~いのちの仕舞い~」DVD化が決定 8月末まで先行予約特典

高知県四万十市で在宅医療に取り組む医師、小笠原望さんの日々を追ったドキュメンタリー映画「四万十~いのちの仕舞い~」(溝渕雅幸監督作品 製作・配給:ディンギーズ)のDVD化が決定した。8月31日(火)まで、特典付きの先行予約販売を受け付けている。

 

在宅診療中の小笠原さん。映画のワンシーンから

同作品は2018年に公開。高齢化が進む四万十市では、いのちの最後まで住み慣れた家で食べて、話をして、なじみの人たちの中で迎える最期を「いい仕舞い」と呼ぶ。四万十川の美しい自然を背景に、小笠原さんと患者との交流が描かれた作品は、見る人に「老いとは」「いのちとは」の根源的な問いを投げかけ、全国で約10000人を動員した。映画を鑑賞した人からは、「四万十川と自然は一体であり、その自然のサイクルの一部として身を置き、命をまっとうしようとする患者さん。その思いに寄り添う小笠原先生。人間の理想の終わり方がそこにありました。素敵でした」「すばらしい景色と川の流れの中での、人の営み、人の終わりをゆったり伝えてくださったこの映画は、何度でも見たいと思う」などの感想が寄せられている。

 

四万十川をはじめとする自然のめぐみと共に生きる人たちの生活も丹念に切り取られている

作品の監督としてメガホンをとった溝渕雅幸さんは、四万十川の自然を背景に、都会では失われつつある人と人との絆から、本当の豊かさ、本当の幸せを探りたいと、1年間にわたり小笠原さんの診療の日々を追い続けた。「物質的に満たされることで、人は幸福になれるでしょうか? 作品の字幕翻訳担当者が『いのちの仕舞い』を『THE PEACEFUL DEATH』と訳してくれました。この壮大なテーマについての、一つの解と思えてなりません」とメッセージを送っている。

「四万十~いのちの仕舞い~」のDVDは1枚3,850円(税、送料込み)。一般発売は9月以降を予定。8月31日(火)までの先行予約で、

A:小笠原望さんサイン入り劇場用パンフレット(B5サイズ全20ページ:1,000円)

B:特製ポストカード(3枚セット:非売品) のどちらかの特典が付く。

予約、詳細はHPまで。

https://www.inochi-hospice.com/shimanto/dvd/

写真はすべて©株式会社ディンギーズ




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